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アーリーリフレクションの本来の定義(その2)

2012年8月19日 / アーリーリフレクションの本来の定義(その2)

前段にて、アーリーリフレクションは、リバーブ(残響音)の初期反射であり、リバーブの重要な構成要素の1つと説明しました。

 

今回は、アーリーリフレクションのより技術的なお話をしたいと思います。

 

リバーブというエフェクターがありますが、このエフェクターの設定値の一つとして、アーリーリフレクションが存在します。
どのような効果があるかというと、この設定値により部屋の広さを表現することができるのです。

 

具体的には、アーリーリフレクションをはっきりさせる(強調する)と、部屋が狭い感じの残響になります。
逆にアーリーリフレクションをぼやかす(強調しない)と、部屋が広い感じの残響になります。

 

なぜそう聞こえるのかというのは簡単で、狭い部屋であれば、音を出した時に両壁にぶつかり跳ね返った初期反射音はほぼ同時に部屋の中央にいる人に届きます。
二つの初期反射音が同時に聞こえるので、はっきりした感じに聞こえます。
一方、広い部屋の場合、部屋の中央から離れてしまうと二つの初期反射音やどちらかが遅れて聞こえます。そうするとぼやけた感じに聞こえます。
このような感覚を利用したのが、アーリーリフレクションの設定値というわけです。

 

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